代表挨拶

「地域に愛される事業所」
を目指して

Chapter.01訪問看護との出会い

私が訪問看護に出会ったのは24歳の時でした。
新卒からの3年間は、回復期リハビリテーション病院にて作業療法士として勤務しておりました。
その後、転職を機に訪問看護ステーションのリハビリスタッフとしてのキャリアをスタートさせました。
病院勤務時代は、「看護部」と「リハビリテーション部」がそれぞれ独立した組織として確立されていました。看護師とリハビリスタッフが連携を図る際、どこか敷居の高さを感じることがありました。
しかし、転職先の訪問看護ステーションでは職種の垣根を越えて「同じ事業所の仲間」として、利用者様の情報をタイムリーに“報告・連絡・相談”し合う風土が当たり前のように根付いていました。
ランチタイムのたわいない会話の中でも
「今日、〇〇様がこんな嬉しそうな表情をされていて……」
「それなら、次はこういうアプローチをしてみたらどうだろう?」
と小さなエピソードを共有し、自然とアイデアを出し合える環境があったのです。
この「職種の壁がない、本当の意味でのチームケア」に深く感動し、自分も**「スタッフ全員が一丸となって利用者様を支えられる理想の事業所を立ち上げたい」**と強く思うようになりました。

Chapter.02「母の背中から学んだ看護への想い」

ー看護師へのリスペクト、そして突き当たった現実ー
私の母が看護師をしていたこともあり、幼い頃から「看護師」という職種はとても身近な存在でした。
自分が怪我をした時には素早く手当てをしてくれ、近所の方が急病の時には真っ先に頼りにされている母の姿を見て、子どもながらに「看護師ってすごいな」と深いリスペクトを抱いていました。
それと同時に、看護師という仕事の過酷さも間近で見つめてきました。
夜勤はもちろん、時間外の研修会、数年おきにある異動と新しい部署への適応……。3人の子どもを抱えながら、育児と命を預かる仕事を両立させることは想像を絶する大変さだったと思います。
やがて母は育児に専念するために一度、病院を退職しました。
大好きな看護師の仕事から離れざるを得なかった当時の母の心境を思うと、悔しい気持ちもあったのではないかと胸が痛みます。
そんな母を近くで見てきたからこそ、「看護師として働くお父さんやお母さんが、育児も仕事も両立して輝ける職場があればいいのに」と幼心に願い続けていました。

Chapter.03「訪問看護ゆうき」が目指す、
これからの働き方

訪問看護の世界にも、夜間や休日の緊急時に対応する「オンコール体制」があり実質的に夜間の出動を余儀なくされる場面もあります。
育児や家庭を持つスタッフにとって、これが大きなハードルになることも少なくありません。
だからこそ「訪問看護ゆうき」では、利用者様に質の高いケアを提供することはもちろん**「働くスタッフとその家族も同じように大切にする」**という強い想いを持っています。
オンコールの負担を分担し合える仕組みづくりやお互いの家庭環境を理解し、助け合えるチームワークの構築に努めています。
それと同時に負担を引き受けてくれるスタッフの貢献を正当に評価し、還元する仕組みを整えています。
特定の誰かに負担が偏るのを防ぎ、それぞれのライフステージに合わせた働き方を全員で支え合う。
地域で暮らす利用者様やご家族に愛され、そして働くすべてのスタッフからも愛される。
そんな温かい事業所をこれから皆様と一緒に築いて参りたいと考えております。

取締役 前田悠希